未来への投資──16歳から技術を磨き続ける若き職人・丹下萌生のストーリー
未来に投資するとは何か。
それは設備や商品への投資だけではなく、「人が育ち、技術が継承され、価値が未来へ積み上がっていく仕組み」をつくることだと、私たちは考えています。
その象徴となるのが、当社の若き職人 丹下萌生(メイ) です。
16歳──通信制高校に通いながら昼間は“現場へ飛び込む”
萌生が初めて会社の門を叩いたのは 16歳。まだ高校生でありながら、将来を本気で見据え、
「通信制高校へ通いながら、昼は現場で修行したい」
と自ら願い出ました。
この時に彼女が口にした言葉は、今でも忘れられません。
「手に職をつけたい。年齢で判断されない、本物の技術者になりたい。」
この覚悟は、本来“大人になってから”持つべきものです。しかし彼女は、迷いなく現場に身を置き、磨き・コーティング・PPFを一から丁寧に叩き込まれていきました。
18〜19歳──業界大会で快進撃。広島の専門店では異例の成績
通常、コーティング技術は「経験年数」がモノを言う世界。ベテランでも大会で結果を残すのは難しく、それがこの業界の常識です。
しかし萌生は、その常識を平気で塗り替えていきました。
- 各種大会へのチャレンジ
- 実車施工を用いた競技形式の試験
- 高難度なフィルム・PPF施工への挑戦
- 審査員・同業者からのフィードバックの吸収
こうした場を通じて、広島の専門店としてもトップクラスの成績を連続して収めるようになり、まだ10代でありながら「名前を知る技術者」として業界内で語られる存在になりました。
短期間で結果を出せたのは、若さゆえの柔軟さだけではありません。基礎技術の繰り返しと、失敗から逃げずに向き合う姿勢が、技術者としての器を一気に広げていきました。
20歳──全国でも注目される「若き職人」へ成長
そして現在、20歳。業界歴は 約4年半。年齢だけを見ればまだ若手と呼ばれる立場ですが、実務の現場ではすでに多くのお客様から大切な愛車を任される職人へと成長しました。
磨きにおいては、光の角度や乱反射を読む洞察。
コーティングにおいては、素材特性や定着を科学的に考える姿勢。
PPFにおいては、テンション・曲率・パネルごとの“クセ”を読む感性と経験。
これらはすべて、10代から現場に立ち続けた時間の積み重ねから生まれたものです。
お客様からいただく評価の多くは、次のような言葉です。
「若いのに技術も姿勢も常識を超えている」
この一言は、本人の努力だけでなく、育成環境の在り方そのものが評価された結果でもあります。
人を育てるとは、「技術」ではなく「背中」を見せること
しゃかりきは、人材育成に対して一つの哲学を持っています。
“技術は教えるもの。
姿勢は見せるもの。
責任感は任せるもの。”
若い技術者に仕事を任せるということは、失敗のリスクではなく、未来の可能性への投資です。もちろん、任せるためには、その手前にある基礎練習と徹底した安全管理が欠かせません。
萌生がここまで成長できた背景には、
- 年齢ではなく努力と成果で評価すること
- 挑戦の機会を惜しみなく与えること
- 技術の「なぜ」を共有し続けること
といった環境があります。人材育成とは、「教える」だけでなく「見せる」「任せる」までを含めた長期的なプロジェクトだと私たちは考えています。
現在の偉業と、これからの成長
20歳という若さで、本人はこれを“ゴール”ではなく通過点と捉えています。
萌生が目指すのは、
「広島から全国へ、本物の技術で評価される職人」
そして会社としての私たちの目標は、彼女のような若い技術者が次々と育ち、広島から“日本を代表する技術”を発信していくことです。
結論:人材育成は、未来そのもの
今回ご紹介した丹下萌生のストーリーは、しゃかりきの人材育成が“コスト”ではなく“投資”である理由を象徴しています。
- 若者が育つ
- 技術が磨かれる
- 価値が継承される
- お客様の車がより美しく守られる
- そして業界そのものが進化していく
この循環をつくることこそ、私たちにとっての「未来への投資」です。
丹下萌生という存在は、その理念を体現する象徴であり、これからのしゃかりきを代表する一人です。今後も、彼女の成長とともに、私たちの技術・サービスがお客様にとってより価値あるものとなるよう、精進を続けてまいります。
丹下萌生が携わる主な施工メニュー
しゃかりきの人材育成・採用情報

世界最年少女性プロテクションフィルムインストラー16歳丹下萌生(タンゲ メイ)


自信を付けた3日間有難うPansurface 湘南Lab

トレーニング修了書
PanSurface湘南LaB芝本所長、東尾有芽様、この度はお忙しい中スケジューリングして頂き有り難う御座いました。
心より感謝申し上げます。
(株)Best One 代表取締役 丹下 竜太
