同業者との技術共有

JCA台湾支部の応援です。協会で知り合った同志と二人で初の台湾!通訳をしてくださったカクさんの高い翻訳能力で、見事に言葉の壁を越えることができ、無事、技能監督官を務め上げることができました。今回の受験者は総勢37名。3級2級の同時受験者が7名という事態に、台湾でのコーティングに対する熱意を感じました。

  • 3級受験者37名(筆記)
  • 2級受験者7名(実技)

台湾支部 コーティング技能検定

ここ台湾でも、正しい情報を一般ユーザー様に伝えるために

これまでこの業界には一定の基準がなく、業者間でお互いに技術を共有しないという閉鎖的な側面もあり、横のつながりが少なかったのです。そのため各職人のさじ加減がコーティングの仕上がりの良し悪しを左右していました。またコーティングに使う道具や液剤に重きが置かれ、いわゆる商材屋さん主導で技術の進歩が行われてきた向きもあります。商材を売るための独自技術が蔓延しているのが現実で、磨きの技術を含む「コーティングの腕がいい」「丁寧に施工してくれる」と言った正しい情報を一般ユーザーの方が掴むのは難しい状況でした。

各職人やショップが独自の道を行く中で、長く根付いた都市伝説的な研磨理論を信じ切っていることもあり、統一した見解を導き出すのはなかなか困難です。しかしながら!コーティング施工店へお客様が安心して施工依頼できるよう、日本コーティング協会が精査し、全国の協会所属の職人たちと導き出した、一つの正しい研磨理論を伝えることが重要と考え、今回のように、国境を越え世界で活動を行っています。より視野の広い最良のサービスをお客様に還元するために!

ポリッシャー1つで世界に仲間が出来るって最高

台湾のコーティング文化は物凄い勢いで加速中でした。今正しい研磨理論を知ることで台湾のコーティング文化は日本を超えるかもしれませんよ^^台湾の方々も真面目で熱い方々ばかり^^おもてなしも気配りも人々の情熱をバンバン感じながらこちらの方がいい経験をさせて頂けたと、心より感謝しております。今回受講された台湾の皆さん、これからも頑張ってください!